左藤さなゆき先生・「ロマンチック・ラメント」のあらすじ＆見どころ！
・絵がキレイ
・王道オメガバース展開とはちょっと違う異色設定
・受け（Ω）が表情豊かで可愛い
・モテモテイケメンの攻め（α）が受け（Ω）にだけ一途
強い意志持つモテモテイケメン攻め（α）×過去αにトラウマありの受け（Ω）による、ちょっと異色なオメガバースＢL本です。
「ロマンチック・ラメント」のあらすじや登場人物、見どころについてご紹介します。
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「ロマンチック・ラメント」のあらすじ！
オメガ（Ω）の旭は、大学生。
過去、アルファ（α）の交際相手であった誠臣に酷い振られ方をして以来、アルファにトラウマを持っていた。
ある日、友人たちと20歳の誕生祝いをするため店を訪れていた旭は、トラウマの原因になった誠臣にそっくりな声と顔の男と出会う。
誠臣だと勘違いした旭は、酔った勢いでその男・煌臣と一夜の関係を持ってしまう。
翌朝、事の重大さに気づいた旭はこっそり逃げ出すが、なんと煌臣は同じ大学の学生だった。
酔って迷惑をかけたあげく逃げ出した負い目があった旭は「お詫びに何でもする」と申し出るが
不特定多数から言い寄られてうんざりしていた煌臣は、「虫よけのために付き合うふりをしてほしい」と旭に交際を申し込む。
はじめは形だけの交際だったが、時間を過ごすうちに、煌臣は旭に惹かれていく。
そして旭も、次第に煌臣に惹かれている自分に気づく。
お互いに大切な存在になりつつあった2人だったが、旭の元恋人の誠臣とたまたま再会したことで
残酷な運命が2人の間に立ちはだかることとなる。
想い合う2人は、「運命の番」の呪縛を乗り越えられるのか・・・
「ロマンチック・ラメント」の登場人物
「ロマンチック・ラメント」に登場するキャラのプロフィールをご紹介。
伴煌臣（ばん あきおみ）
【攻め・アルファ（α）】
オメガの旭と同じ大学に通う大学生。
旭が以前付き合っていた誠臣の双子の弟だが、幼少期に両親が離婚し、煌臣は父親に、誠臣は母にそれぞれ引き取られて別々に育った。
離婚後すぐに父親の仕事関係で海外に移住し高校2年まで海外で育ったため、誠臣とはほとんど会っていない。
非常にモテるイケメン。
アルファというだけで言い寄ってくるオメガにうんざりしており、面倒くさい存在だと特定の相手を作らず断り続けていたが、
他のオメガとは違う一途で健気な旭に、急速に惹かれていく。
運命の番という不確かなものに左右されたくないという強い意志を持っている。
藍沢旭（あいざわ あさひ）
【受け・オメガ（Ω）】
高校時代、番になる約束をしていた相手（誠臣）がいたが、たまたま引き合わせた親友と誠臣が運命の番であることが判明し、誠臣に別れを告げられる。
以来、アルファにトラウマを持っている。
煌臣とは、20歳の誕生祝を友人としていたバーで偶然出会う。
煌臣の声が誠臣と瓜二つだったことから、誠臣本人だと勘違いし、酔った勢いで煌臣と一夜の関係を持ってしまう。
広瀬誠臣（ひろせ まさおみ）
バース性は、アルファ（α）。
伴煌臣とは一卵性双生児で、兄。
中学校3年の時に誠臣の方から告白して、高校時代は旭と付き合っていた。
将来番になることを約束するほどの間柄だったが、
高校3年の時に旭が連れてきた友人の と出会った瞬間、 が運命の番であることを悟り、旭に別れを告げる。
満留（みつる）
バース性は、オメガ（Ω）。
旭とは、高校時代の親友。
誠臣の運命の番で、誠臣と出会った瞬間ひかれあい、誠臣と結ばれた。
親友の旭を裏切ってしまったことを申し訳なく思っている。
「ロマンチック・ラメントの見どころ！
※星は、最大で5つ。管理人が独自に評価。
運命の番に出会ってハッピーエンド！で終わらず、まさかの展開に。
非常に意外な設定が面白いオメガバース作品です。
残酷ともいえる運命にも強い意志で抗い、旭への思いを貫く煌臣がイケメンすぎてキュンキュンします！
一途で泣き虫な旭も可愛くて、煌臣が惚れるのも納得です( *´艸｀)
運命の番と結ばれてハッピーエンドの王道オメガバースじゃなくってちょっと変わった話を読みたい、という方にオススメの作品です！